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鍼は送り込んで入れる

これは考え方の違いですけど、僕の場合、旋燃(ねじるように回すこと)して鍼を入れることはまずありません。送り込み法(そのままねじらずに入れる方法)です。

旋燃すると、気の感覚がわからないような気がするんです。送り込みの法がストレートに組織の感覚をつかめますし、気の至るのを感じ取ることができます。

学校の教科書では、中国は捻鍼して鍼を入れるようなことを書いていますが、少なくとも僕が上海でみた鍼医師は、全員送り込みで刺していました。

切皮の時も鍼をひねることはありません。指先でクイッと力を入れて切皮します(僕は鍼管を使いません)。

組織の抵抗を触診しながら、気の至り具合を感じ取りながら、適切な位置まで送り込みます。時にはゆっくり、時には一気にです。

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