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治療

患者のいうことは聞くな

過激なタイトルになってしまいました。

何も、患者さんの訴えには聞く耳持たなくていいという事ではありません。

訴えをよく選別して聞く、或いは聞き出すということを、いっているんです。

患者さんの性格によっては、本来は必要のないことまで訴えることがあります。すると、特に経験の少ない施術者は治療に際し混乱してしまいます。

患者さんの訴えの中から何が必要な項目かを上手に選択し、適切な治療方法を見つめる必要があるんです。

あるいは患者さんの中には、必要なこともしゃべらないという方がいらっしゃいます。

そのようなときは、お話しになった情報からどのように類推するか、そしてさらに必要な事項をどのように聞き出すかです。

聞くことも話術です。話すだけが話術ではありません。

コミュニケーションの技術の差が、治療効果に現れてきます。

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