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按摩

摩擦の効果

一般的には軽擦と呼ばれていますが、僕は摩擦といっています。

さて摩擦はどのような効果があるんでしょうか。

セミナーでは、経脈に沿って行うように指導しています。

経脈に沿って行うことにより、気血の循環を促進し、適切な効果が発揮できるからです。

単純に求心性だとか遠心性に行うのは、医学的にいってあまり意味がありません。

マッサージだけで考えても、求心性に行うのは静脈やリンパを考えてのことでしょうが、摩擦は流体だけに作用するものではありません。皮膚や皮下組織などに作用し、受容体に働きかけることにより交感神経の興奮を沈静化させる役割があるように思うんです。

東洋医学的に考えると、前述したように経脈に沿って行うことにより、大きな働きがあることが20年来の確認でわかってきました。

ですから、仮に経筋に行うときには筋膜に作用するように深く行います。経筋は求心性に流れますので、ちょうど、学校で勉強するマッサージのように求心性のものと同じになります。

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