高槻市役所近くのオステオパシー×鍼灸、げんき本舗治療院

古典の経穴本を読むと、曖昧にしか部位を書いてない場合が多いんです。

これを現代風に解釈して書き直したのが、おなじみの今出版されている経穴の本における部位です。

という事は、解釈によってどのようにでもとれる経穴があるという事です。

たとえば、尺澤（しゃくたく）。

肘の内側にあるおなじみの経穴ですが、普通、橈側に取ります。

でも古典を読むと、動脈を感じるところと書いてあるんです。

すると、これをそのまま解釈すると尺側になってしまい、学校などで教える場所とはまるでちがうことになってしまいます。

現に、鍼灸資生経などでは、尺側に取っています。

で、実際治療して試してみると、教科書通りよりも、尺側よりの方が効果が出ることもあるんです。

こんな事をこつこつ古典を読みながら調べていくと、ある意味楽しいですよ（僕だけか！）。

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