ブログ
経穴
督脈、足太陽膀胱経の位置
督脈というのは、背中の真ん中を通る経脈です。
足太陽膀胱経というのはその両側を通る経脈です。
普通、背中にある経穴、例えば大杼(だいじょ)という足太陽膀胱経の経穴は、第1胸椎棘突起(棘突起とは背骨側に出っ張っている突起)と第2胸椎棘突起の間の外側に取ります。
これは、古典で大杼を、「第1椎に取る」と書かれているからです。
古典では、頚椎、胸椎の区別なく、上から順番に第1椎、第2椎と数えます。
でも、僕は大杼を第7頚椎と第1胸椎の間の外側に取ります。
一般的に、第1胸椎棘突起を第1椎としていますが、僕はそれはおかしいと思っています。
頚椎の棘突起で出っ張っているのは、第7頚椎棘突起です。
頚椎と胸椎の区別のなかった古代において、一番上にある出っ張りを第1椎としないで、2番目の出っ張りである第1胸椎棘突起を第1椎とするのは、どうしても納得いきません。
ですから僕は、一般的にいわれている背中の経穴の取り方は、一つずつ間違っていると思っています。
足太陽膀胱経というのはその両側を通る経脈です。
普通、背中にある経穴、例えば大杼(だいじょ)という足太陽膀胱経の経穴は、第1胸椎棘突起(棘突起とは背骨側に出っ張っている突起)と第2胸椎棘突起の間の外側に取ります。
これは、古典で大杼を、「第1椎に取る」と書かれているからです。
古典では、頚椎、胸椎の区別なく、上から順番に第1椎、第2椎と数えます。
でも、僕は大杼を第7頚椎と第1胸椎の間の外側に取ります。
一般的に、第1胸椎棘突起を第1椎としていますが、僕はそれはおかしいと思っています。
頚椎の棘突起で出っ張っているのは、第7頚椎棘突起です。
頚椎と胸椎の区別のなかった古代において、一番上にある出っ張りを第1椎としないで、2番目の出っ張りである第1胸椎棘突起を第1椎とするのは、どうしても納得いきません。
ですから僕は、一般的にいわれている背中の経穴の取り方は、一つずつ間違っていると思っています。