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コンタクト

どこにポイントを置くか

鍼をするにしても按摩やマッサージをするにしても、どこを目標に定めるかが重要です。


例えば、腰のある一点のある深さに刺すとします。身体のある程度深部ですから、触診でないとわかりません。手の感覚を生かして、もっとも刺したいそこに刺していきます。直刺ならある程度簡単ですが、部位によっては斜めにしなければならないときもあります。そのようなときにいかに正確に刺すか、前述の触診とともに、思う通りに刺す技術力が必要になります。


按摩やマッサージの場合も同様に、何らかの手技を施した場合、どこにその手技の力点を持ってくるのかを考慮しなければなりません。たとえ圧迫であってもただ押せばいいと言うのではなく、どの部位にテンションを持ってくるのかが重要であり、そのためには触診力と技術力が必要です。


鍼や按摩やマッサージで、手技を施したのにうまくいかないと言うとき、そのテンションがずれていると言うことがよくあります。思ったところに手技を施していない。或いは、施したつもりでもうまくいっていない。


ですから、一つ一つの手法に、最大限集中して治療することが大切です。

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