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鍼の材質

最近は、鍼を作っているメーカーが増えてきました。


昔の鍼は銀製だったりステンレス製だったり様々でしたし、また職人さんが手で作っている会社も結構ありました。でも、消毒上の問題だとか大手の医療製品メーカーが鍼灸用品に進出したりで、完全機械生産、ステンレス製というのがおおかたを占めるようになってきました。


最近のはり師の方は、銀製の鍼なんか触ったことない人ほとんどではないでしょうか。


で、メーカーが増えて、実際に仕事している鍼灸師はどうするかというと…、


やっぱり安い方がいいもんね。


でも余りやすいのを追求すると、製品の材質が悪いことがあります。


サンプルを取り寄せてみると、最初の一差しはスムーズに入っていいんだけれど、何回も刺すと極端に刺し心地が悪くなるものがあります。


聞くところによると、滑りをよくするためにシリコンをまぶしてあるんだとか!


そんな製品使いたくない!


まあ、そんなごまかしたのは論外ですが、刺し心地がどうだとか、重さがどうだとか(0.00何グラムしか違わないはずですが)、使い勝手はどうだとか、見た目はほとんど変わらない各メーカーをいろいろ試して、自分にあった鍼を見つけるのもなかなか大変です。



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