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小児鍼について
1.小児鍼について
小児鍼は大正時代より普及したといわれていますが、最近では、核家族化が進み、小児鍼の事を教えてくれる人が周りにおらず、子供に使える鍼があることを知らない若い人が増えている状況です。子供の体はとてもデリケートで外からの刺激に対しても敏感なため大人と同様の強い刺激は良くありません。小児鍼の対象年齢は、生後一ヶ月の乳児から児童までで、「疳の虫」といわれる、夜泣きや癇癪、引きつけ、おねしょをおもな対象疾患とします。「疳の虫」について詳しくお伝えいたします。
2.疳の虫って何?
疳の虫とは、生後3ヶ月から3歳までの脳の発達が盛んな時期に起こるいろんな症状のことをいいます。症状としては、キーキーと叫ぶ、寝付きが悪い、眠りが浅い、よく泣く、よく怒る、あまり食べない、など様々あります。
他にも外見の主な症状としては、
・こめかみや眉間に青い筋が走っている
・目つきが険しい
・髪の毛が逆だっている
など様々あります。
大人にとって何気ない日常の出来事が子供にとってはとても新鮮ですが、子供の脳はまだまだ成長過程の為大きい負担がかかります。脳や神経の疲れが蓄積されて肉体や精神の歪みを起こしてしまうのが疳の虫といわれています。
小児鍼を行なうことによって脳や神経に溜まっている疲れを取り除き症状を改善することができます。また、定期的におこなうことによって疳の虫の発症を予防することができます。
3.こんな方にオススメ
・発達障害が気になる
・夜泣きがなおらない
・小児ぜんそくがひどい
・おねしょ(夜尿症)がなおらない
・風邪をひきやすい
・どもりやアトピーがある
・不眠や夜泣き
・風邪をひきやすい
・キーキー声を出す
・アレルギー(花粉症、鼻炎)を持っている
・人に噛みつく
・あまり食べない
・便秘ぎみだ
・物を投げたりする
・爪を噛む癖がある
このような症状で気になる親御さんは是非一度げんき本舗治療院へご相談ください。