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鍼灸,オステオパシー
肩から二の腕のうずくような痛み
(プロ向き)
肩から上腕の外側にかけてうずくような痛みを訴える人がいます。
特に肩関節を動かしても痛みが増強するようなことがなく、ずきずきと痛みます。
このような場合、整形外科医は第4頸椎、第5頸椎間関節を疑いますが、実は、第7頸椎、第1胸椎間の関節に問題がある場合が多くあります。
鍼の場合は、第6頸椎棘突起から第1胸椎棘突起間の患側外方の筋緊張を起こしているところに置鍼します。あるいは、棘突起を左右に動かし関節腔内の動きが悪いところの横に置鍼します。
オステオパシーの場合、これらの棘突起を左右に動かし、関節腔内の動きの悪いところに直接法または間接法を施します。その際の力はごく軽く、数十グラムです。
更に、肩貞、臑会付近にも反応が出ていることが多いので、状態にしたがって施術します。
加えて、このような状態の患者さんの腰にも動きの制限が出ていることがほとんどですので、そこにも施術をします。
また、前斜角筋、中斜角筋にも緊張が出ていることが多くあります。私はストレイン&カウンターストレインを行いますが、それ以外の手技や鍼でもいいでしょう。
治療のコツは、刺激過剰にならないこと。強い刺激の施術をすると、痛みが増強することもあります。
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