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鍼灸・按摩・マッサージ,治療
頭痛あれこれ
頭痛を訴える人は大勢います。このブログでも過去にも何度か頭痛を取り上げましたが、今回改めて。
多くの頭痛は筋緊張型頭痛と呼ばれるもので、首や肩、頭の筋肉が緊張して起こるものです。
次に多いのが片頭痛というもので、頭の血管が収縮してその後拡張した時に痛みます。頭痛を起こす前触れとして目の前に光がチカチカ見えたり(閃輝暗点といいます)、ドクドクと血管の拍動に合わせて痛んだりするのが特徴です。
稀にみられるのが群発頭痛というもので、発作的に猛烈な痛みが襲います。目の奥を錐で突かれるようななどと表現するくらい痛みます。
東洋医学的には、気滞といって気が滞るものが原因の時。気滞は多く血瘀(けつお)といってドロドロした血が滞るものが合併しやすく、これが頭痛の原因としてよくみられます。
痰濁といって、体内の水が粘りを帯びて頭に滞るものが原因のときもあります。
これらは気や血が滞るのが原因ですが、中には気血が不足して起こる頭痛もあります。虚弱な方、高齢者、生理に伴うものなどによくみられるものです。
このように頭痛はさまざまなものがあり(ここで書いたもの以外にもたくさん種類があります)、それぞれに応じて治していかなくてはなりません。
時には長い期間かからないと治らない頭痛もありますが、必ずよくなります。
頭痛で悩まれている方、ぜひげんき本舗治療院をご利用ください。