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鍼,経穴
第一肋骨頭関節への刺鍼
(プロ向け)
肩こり、首凝りの応用ですが、第一肋骨頭関節への刺鍼が効果を出すことがあります。ちょうど肩中兪に当たるところ、僧帽筋の前縁、肩と首の間に刺します。写真では、下位項部にも刺しています。
この患者さんの場合、昨日左殿部下方にある粉瘤を手術したところで、その影響で左肩が上がり、結果として第一肋骨頭関節付近に強い緊張が出ていました。
第一肋骨頭には、この患者さんの場合1寸6分の鍼が届かなかったので、3寸8番の中国鍼を刺しています。肋骨頭付近に当たると、肩の奥にひびきが通ります。