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灸,治療

焼くお灸

本当のお灸は、米粒か半米粒くらいのもぐさをひねって、ツボの上に置き、直接焼くものです。もぐさの燃焼温度はいいもぐさだと110℃位で低いものですが、やはり熱い。しかも、火傷の痕が残ります。

げんき本舗治療院では、灸点紙という紙をツボに乗せ、その上から焼くか、台座灸といって数ミリの厚さの台の上にもぐさを乗せたものを焼くようにしています。前者は薄い紙を通して焼くので、直接皮膚の上で焼くわけではなく、熱さは感じますが、やけどはしません。台座灸の場合、もぐさと皮膚の間は台の厚みがあり直接皮膚に触れませんので暖かくはありますが、熱くありません。もちろん火傷もしません。

ただ、本来のお灸の治す力を引き出すためには、直接焼いた方が効果的です。例えば、アトピー性皮膚炎がひどくてどうしても治らないとか、胃の調子が悪くて、いくら医者にかかっても治らないとか、そういうのには、直接焼く直接灸がよく効きます。

ですが、やはり火傷をしますので、皆さん嫌がるんですよね。
火傷の痕がついても、体調がよくなれば試してみたいという人がいれば、直接灸を行います。

治療は、週に一度から三度くらいの間隔で。どれくらい期間がかかるのか、どの程度治るのかは人によって、その病状によって違いますので、一概には言えません。

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