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腰痛、暖めればいいのか、冷やせばいいのか
腰痛になった時に、暖めればいいのか冷やせばいいのかをよく質問されます。今日はそれについて。
まず、ぎっくり腰。急に痛くなって動くのもたいへんと言う時。
このような時は、冷やしてください。
氷をビニール袋に入れるか、アイスノンのようなものを直接皮膚に当て、15分程度冷やします。
冷やしたら、10分程度皮膚を休ませ(続けすぎると凍傷を起こします)、再度15分程度冷やします。
これで痛みは半減します。
じわじわ痛いという時。痛みはあるが動けると言う時。
このような場合は暖めます。熱いお湯に浸して絞ったタオルを局所に当てる。
あるいは、使い捨てカイロを当てます。
注意しなければならないのは低温やけどを起こさないようにすると言うこと。
なお、医薬品の冷湿布、温湿布はどうかという質問も受けますが、これらは冷たく感じるだけ、温かく感じるだけで、冷やす作用や暖める作用はありません。
院長・羽山弘一