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治療,膝痛

膝痛に対する体操

変形性膝関節症を中心とした膝の痛みは、案外安静というのはかえって悪化させる原因となることがあります。
歩いて痛くなければ、むしろ歩いた方がいいのです。
そのほか、階段を上る動作は、「膝にいい」負担をかけます。痛くなければどんどん昇ってください。
それら以外に、手軽にできる体操があります。
今回はそれを紹介いたします。

まず仰向けに寝ます。足は伸ばしたままです。
そのまま、足首を曲げます。
足首を曲げたら、かかとをぐっと突き出すようにします。
すると、膝の裏が伸びますが、実は膝裏の体操ではなくて、太ももの前の筋肉、大腿四頭筋(だいたいしとうきん)の体操なんです。
かかとを突き出したまま、ゆっくりと10数えます。
これを繰り返してください。
この体操は、膝関節に負担をかけることなく、太ももの前の筋肉を鍛えて、膝にかかる負担を軽減させる作用があります。

椅子に座ったまま行う体操もあります。こちらの方が少しキツいですね。
椅子に深く腰をかけ、片足を前に伸ばします。そのまま、かかとを突き出し、10数えます。これを左右繰り返します。
やはり太ももの前の筋肉を鍛える体操です。

院長・羽山弘一

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