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灸
逆子の灸
（プロ向け）
逆子の灸は有名ですので、知らない人はいないと思います。
至陰と三陰交ですね。
特に至陰が重要で、ここをうまくすえないと、逆子は治りません。
棒灸など温灸でもいいのですが時間がかかりますので（15分以上）、私は直接灸を行います。約5壮。
足の第5趾、爪根根部外側から1分、小指を搾るようにして赤くなるところの境目に取ります。
もう一カ所は三陰交。内踝の上3寸ですが、圧してみて少しくぼむところに取ります（人によっては張りを感じる人もいます）。
ここも私は直接灸を施しますが（約5壮）、灸頭鍼や棒灸でもいいでしょう。
この2カ所の灸で、私の経験では8割の方の逆子が改善します。
加えて、腎兪などに刺鍼します。
院長・羽山弘一
