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治療
危険な小顔矯正
小顔矯正を掲げているところがあります。
オステオパシーの観点から申し上げると、大変危険な場合が多くあります。
まず、筋やリンパなどに働きかける方法。一時的な効果はあるでしょうが、持続しません。
顔の骨に働きかける方法、これが危険です。
顔には、目や鼻など様々な感覚器官があります。骨を意味なく動かすようにすると、これら感覚器官に悪影響が出ます。
げんき本舗治療院にいらっしゃった方で、他で小顔矯正をしてから悪くなったというので駆け込んでこられたケースがあります。
お一人は、「においがわからなくなった」。
お一人は、「顔のしびれ感が出て、頭痛がする」。
オステオパシーでは顔に施術する際、数十グラムというごく軽い力で行います。これには意味があります。もし強い力ですると副作用の心配の方が大きいからです。絶対に力を入れてはなりません。
先に挙げたお二人の場合、やはり必要以上の力で「小顔矯正」を受けたようです。解剖学的なことをわからない業者にむやみに「矯正」と称するものを受けるのは大変危険ですので、絶対に受けないようにしてください。
げんき本舗治療院
院長・羽山弘一
以前のブログアドレスは、
http://blogs.yahoo.co.jp/hayamas35/
です。