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東洋医学

お天気の悪いときのめまい、ふらつき

東洋医学的には、お天気の悪い日、雨の日にめまいがする、ふらつくという方に関する説明はつきます。

東洋医学では、臓腑と言って、身体の機能を5つの臓、6つの腑に分類して配当します。これらの蔵府は実際にある内臓とは必ずしも関係ありません。あくまでも身体の機能を分類したものが臓と腑です。

その臓腑のうち、脾臓は水に関係し、体液に関係します。胃腸を通じて飲食物の水分を吸収し身体に合った水、すなわち体液ー東洋医学では津液(しんえき)に作り替えるのは、この脾の役割です。

ところが、脾の働きに不調があると、正常な津液が作られなくなり、病的な水が産生されてしまいます。この病的な水を痰飲(たんいん)または水毒といいます。

この痰飲が上に登り、頭に停滞した結果、めまいやふらつきが起きることがあると考えます

鍼灸や按摩といった東洋医学では、脾の働きを高めて正常にし、同時に頭の痰飲を排して正常な津液の循環を促す治療を行います。そのことにより、お天気の悪い日に起こるめまいやふらつきの改善を図ります。

げんき本舗治療院
院長・羽山弘一

以前のブログアドレスは、
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